ID : 7251
公開日 : 2008年 4月18日
タイトル
類人猿舎屋外運動場に丸太タワー 市動物園で市と京大が連携協定
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008041800170&genre=A2&area=K00
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元urltop:
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写真:
イラストが説明として掲載されていました
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動物園を野生動物を守り自然の大切さを学ぶ拠点にしようと、京都市と京都大は18日、市動物園(京都市左京区)で連携協定を交わすとともに、園で来年3月までに整備するチンパンジーの群れ飼育施設につ
いて発表した。
市と京大は、動物園で飼育する動物の研究や園内での生活環境の向上、絶滅の危機にある野生動物の保全に向けて連携するとともに、動物園を拠点に環境教育を展開する。最初の取り組みとして、類人猿舎を改修し
、繁殖を期待する若いペアを含むチンパンジー4頭を保護施設「チンパンジー・サンクチュアリ・宇土」(熊本県)から受け入れる。
チンパンジーの認知発達科学が専門の田中正之准教授が動物園に常駐し、タッチパネルなどを使ったチンパンジーの学習を研究する。研究を来園者に公開する「学習室」のほか、樹上での生活を再現する高さ9メート
ルの丸太を組んだタワーを屋外運動場に作る。
門川大作市長は「野生の命から学び、命の大切さを実感できる新しい動物園を築いていきたい」と抱負を述べ、尾池和夫総長は「人間やチンパンジーなどヒト科四属が動物園にそろう。ヒト科の福祉や長寿を研究してほ
しい」と期待を寄せた。
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