ID : 7245
公開日 : 2008年 4月18日
タイトル
本格操業スタート 日田の木質ペレット工場で落成式 樹皮を燃料化 国内最大規模目指す
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/17009
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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スギ、ヒノキの樹皮を原料にバイオ燃料の木質ペレットを製造する「フォレストエナジー日田」の新工場が日田市東有田に完成し、現地で17日、落成式があった。木材の再資源化、木材関連産業のすそ野拡大
など、地元経済への波及効果も期待されている。同日から本格操業に乗り出し、当面は年間1万4000トン、最終的には国内最大規模となる2万5000トンの生産を目指すという。
同社は、三菱商事(東京)が70%、地元製材業者でつくる日田資源開発事業協同組合(日田市)、大成木材(大分市)が15%ずつ出資し、資本金5000万円で設立された。樹皮を破砕、乾燥した後、圧縮してペレット(直
径6‐8ミリ、長さ1‐2センチ)を製造。山口県の化学製品工場内の石炭火力発電所に補助燃料として売却する。
日田市では製材過程で年間10万立方メートルの樹皮が発生するが、堆肥として活用されるのは約半分の5万立方メートルで、20万立方メートルが貯蔵されたままになっている。年間1万4000トンのペレットを製造す
るには14万立方メートルの樹皮が必要で、貯蔵分も数年で消費できる見込みという。
落成式には、小形明誠社長(三菱商事)や広瀬勝貞知事、佐藤陽一市長らが出席。製造ラインの稼働ボタンを押し、製造が始まった。小形社長は「重油、石炭が値上がりする中、二酸化炭素の排出削減にも役立つ、環境
に優しい燃料として、販路を広げていきたい」と話した。
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