ID ： 7015
公開日 ： 2008年 4月 3日
タイトル
写真/巨木くり抜き井戸枠-大和郡山・横田堂垣内遺跡
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新聞名
奈良新聞
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元URL.
http://www.nara-np.co.jp/n_arc/080403/arc080403a.shtml
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元urltop:
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写真:
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県立橿原考古学研究所の発掘調査で、大和郡山市横田町の横田堂垣内遺跡から、巨大なヒノキの一木をくり抜いた奈良時代（8世紀）の井戸枠が見つかった。古代では板を組合わせた構造が多く、くり抜き材の井
戸枠が完全な形で見つかるのは珍しい。同遺跡では規則正しい配置の掘っ立て柱建物も見つかり、役所など公的な施設で使用された井戸と考えられる。
井戸枠は直径約1メートル、長さ約3．3メートル。直径約6メートル、深さ約3．5メートルの巨大な据付穴の中央で見つかった。穴の中にあった土器や瓦から奈良時代に作られたと推定される。上端部以外はほぼ完全な形
をとどめ、表面には加工痕跡もあった。井戸の周囲には50センチ前後の石が見つかり、水はけや水くみを良くするために敷き詰められたと考えられる…
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