ID : 7007
公開日 : 2008年 4月 4日
タイトル
4月以降も建材・設備の値上げが相次ぐ、いかに乗り切るか
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q1/566942/
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元urltop:
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写真:
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原油や原料の高騰に端を発する建材・設備の値上げは依然として続いている。4月以降も塗料やグラスウール、床・壁材、シャッターなどのメーカーが値上げを実施する。この状況をどうやって乗り切るか。住宅
会社を中心に対応策を聞いた。
2008年4月1日以降に製品値上げを実施する主な建材・設備メーカーをまとめてみた。塗料では関西ペイントや大日本塗料、中国塗料、日本ペイント、グラスウールでは旭ファイバーグラスやパラマウント硝子工業、マ
グ、床材・クロスでは東リやサンゲツ、シャッターでは三和シヤッター工業や文化シヤッター――などのメーカーが値上げに踏み切る。それぞれの値上げ幅は1~30%になる予定だ。
3月10日発表の建設物価調査会の市況動向によると、東京地区における建設関連主要10資材のうち、異形棒鋼やH形鋼、コンクリート型枠用合板など、5つの資材品目が前月(2月)の価格よりも上がった。また、セメント
やレディーミクストコンクリート、再生砕石といった残り5つの資材品目の価格も横ばいで推移しており、下落したものはなかった。
国内の新設住宅着工戸数は2007年9月の前年同月比44%減を底に、10月の35%減、11月の27%減、12月の19.2%減、1月の5.7%減、2月の5%減と減少幅を縮めており、2007年6月20日に施行された改正建築基準法に
伴う建築確認の混乱は徐々に回復傾向にある。「原油や原料の高騰」と並び、建材・設備メーカーにとって値上げの要因の一つであった「需要減少」は解消されつつあるものの、価格の上昇傾向を食い止めるまでには至っ
ていないのが実情だ。
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