ID : 6727
公開日 : 2008年 3月14日
タイトル
県産材CO2吸収工法 陸前高田に県営初の木造住宅
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080314t31006.htm
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写真:
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岩手県陸前高田市高田町の鳴石地区に、岩手県営住宅では初となる木造住宅が完成した。県産材を使って二酸化炭素吸収に優れた工法を採用するなど環境に配慮した構造。15日に一般向けに現場見学会を
開き、環境への取り組みをアピールする。
完成したのは県営鳴石アパート。県住宅供給公社開発の住宅団地「エコタウン鳴石」に木造2階のアパート3棟を整備した。1LDK8戸、3LDK12戸の計20戸が入居する。工事費2億9900万円。
「環境共生住宅」と銘打ち、夏場のエアコン使用量を抑えるため、風通しの良い構造にした。地元の気仙地区の木材など県産天然材を使用し、二酸化炭素の吸収に優れた工法を取り入れた。
洗車や庭の散水に再利用可能な雨水の貯水装置を全戸に設置。敷地内に「北限の茶」で知られる気仙茶を植え込み、管理を通じて地域コミュニティーづくりにも役立ててもらう工夫を施している。
一般向け現場見学会は15日午前10時半から。県建築住宅課は「環境への関心が高まる中、環境共生型の住宅団地は今後のまちづくりの参考になるはず」と見学を呼び掛けている。
入居募集期間は4月14―18日。家賃は検討中。連絡先は県建築住宅センター0120(208)201。
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