ID : 6605
公開日 : 2008年 3月 5日
タイトル
開園10年記念しトーテムポール制作 とくしま動物園
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_120469850258&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
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四月に開園十周年を迎えるとくしま動物園を盛り上げようと、家具や建具を制作している指物師の富永啓司さん(51)=徳島市福島一=が県産杉を使ったトーテムポールを作っている。富永さんが講師を務める
徳島新聞カルチャーセンター「日曜大工」の受講生も協力。来園者が親しみを感じる作品を目指していて、同園の新たなシンボルになりそうだ。
トーテムポールは高さ約五メートル。全体に喜怒哀楽を表現したデザインを施す。羽のような付け木と、頂上には高さ約八〇センチのコンドルのオブジェを取り付け、徳島市内の画家・相良安彦さん(34)=同市北前川
町一=がペイントで仕上げる。作品は四月上旬に完成予定で、園内の動物園センター裏の芝生に設置される。
参加する受講生は、富永さんの呼び掛けに賛同した二十代から七十代までの十数人。県産杉と作業場は、市内の木材業者が無償で提供した。
作業は現在、日曜日の講座を利用して徳島市津田町の木材団地で進めている。金づちやノミを使って木の皮をはいだ後、彫り込んで表面を平らに仕上げる。終われば富永さんが考えたデザインに従って模様を彫って
いく。受講生の一人、竹内良一さん(70)は「いい思い出になる。子どもに喜ばれる作品にしたい」と張り切っている。
富永さんは「いろんな人の思いが詰まった作品。地場の木材に触れて親しんでほしい」と期待を寄せている。小林哲夫園長は「園内で初の彫刻作品が展示できる。末永く親しまれるよう大切にしたい」と話している。
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