ID : 6582
公開日 : 2008年 3月 4日
タイトル
木工所再生し家具製造 丹波市に工房
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0000860649.shtml
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元urltop:
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写真:
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閉鎖されていた丹波市氷上町香良の木工所を活用し、大阪府高槻市在住の柏木雅彦さん(39)が家具の製造を始めた。地元の木材コーディネーター能口秀一さん(41)が木工所の再生を企画し、場所を提供。
2人は、木材流通や木工に携わる人が集う「サロン」に育てる構想を温めている。(仲井雅史)
柏木さんは、大阪の家具製造会社の工場長を務めながら、「自分の責任ですべての工程で家具作りにかかわりたい」と、独立への道を探っていた。能口さんは地元産材を市場を通さずに建て主と直接結ぶ新しい流通シ
ステムを構築しており、昨夏、家具加工などに必要な機械がほぼ一式そろった木工所を購入。木材利用を建物だけでなく、家具へと広げるアイデアを実現するため、職人を求めていた。
二人は、丹波市内の知人を通じて知り合い、柏木さんは独立を決意。昨年末で会社を退社した。「独立には、場所を借りて機械をそろえるなど、資金面でまず大きな課題がある。それを提供してもらえたことで、気持ち
が固まった」と柏木さんは振り返る。能口さんは「遊び場のような雰囲気で、木に携わるさまざまな人が集う場所にしたい。柏木さんはその一人目として、オリジナル性を生かした家具を作り出してほしい」とエールを送る。
木工所はこのほど、集じん機などのペンキを塗り替え、機械の調整も済んで始動。柏木さんは「木工は、自分の存在を他人に認めてもらえるためのかけがえのない手段。人に喜ばれ、必要とされる家具を作りたい。不
思議な縁で結ばれた丹波市で道を切り開きたい」と意気込んでいる。
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