ID : 6253
公開日 : 2008年 2月 7日
タイトル
果樹廃材活用の器を商品化 10日、上山の祭典で販売
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080207t55006.htm
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写真:
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ラ・フランス、スモモなど山形県上山市産の特産果樹の樹木を使った器作りに取り組んでいるグループが、本格的に商品の販売に乗り出す。10日に市体育文化センターで行われる「上山市食の祭典」で展示・即
売するのを機に、徐々に販路を広げていく考えで、メンバーは「地元の特産品にしたい」と張り切っている。
このグループは、まちづくり活動を母体に市民有志が2006年6月に結成した「くだものうつわ」(鈴木正芳代表)。市内の農家から譲り受けた果樹の廃材を活用し、地場産業振興と農業活性化を図ろうと、大分県由布市在
住の木工デザイナー時松辰夫さん(70)の製作指導を受け、商品化を目指してきた。
技術が一定の水準に達したことから昨年11月、市総合産業まつりで試作品を販売したところ、好評を得た。その後、評判が広がり、結婚式や法事の引き出物としての注文も舞い込んだという。
食の祭典ではスモモやクルミ、サクランボ、ラ・フランス、紅柿などの樹木を利用した樹皮付きのお盆や皿、ボウル、板そばの箱、はしなど100点以上を用意。今回初めてお披露目する丼とめおと茶わんなどがセットに
なった「芋煮わんセット」もある。
いずれも、「木を入手してから完成まで3カ月はかかる」(鈴木代表)労作で、木ならではのぬくもりが感じられる仕上がりになっている。
今後は地元の旅館で使用し、販売してもらうことを計画。食器を使った試食会の開催やショールームでの展示も検討している。鈴木代表は「果樹の廃材を利用してつくった食器は、全国的にも珍しいと思う。後継者が育
つような地場産業に育てたい」と話している。
電話での予約も受け付ける。連絡先は鈴木さん080(3323)0590。
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