ID　：　560

公開日　：　2006年 3月17日

タイトル

森林セラピー基地化期待 上松の赤沢休養林

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060317/lcl_____ngn_____000.shtml

元urltop:

写真:

　

国が募集した森林セラピー（森林療法）基地の候補地に赤沢自然休養林の認定を申請している上松町で十六日、森林セラピー協議会が設立された。セラピー基地認定を視野に、休養林の活用法を検討してい く。
　森林セラピーは、森林浴を健康増進やストレス解消に役立てる取り組み。林野庁の外郭団体・国土緑化推進機構などでつくる森林セラピー研究会が効果の解明に取り組む。その一環で昨年、セラピーを実施するモデ ル地の募集が行われた。
　上松町は、日本の森林浴発祥の地として知られる赤沢自然休養林を候補地として応募。三十五カ所から絞られた十の候補地に入った。四月に予定される認定を前に、町や県立木曽病院、木曽森林管理署、町木材工業 協組など関係機関で協議会を設けることにした。
　同町の木曽勤労者福祉センターで設立総会が開かれ、田上正男町長は「認定が実現すれば観光分野や住民福祉への効果が見込まれる。木製品の生理的効果も明らかになってきており、特産品振興にもなる」とセラピ ー基地化に期待を込め、協力を呼び掛けた。協議会事務局の町が、外来診療メニューの実証・研究やイベントの企画運営など活動方針を説明した。　

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