ID : 5808
公開日 : 2007年 12月19日
タイトル
縁側喫茶でホッと 高専学生が古民家の活用策
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/071219/20071219006.html
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元urltop:
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写真:
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鳥取県日南町菅沢の古民家、宮本家住宅の活用策を米子高専(米子市彦名町)の学生たちが考え、地域の人々に発表する会が十五日、同住宅で開かれ、広い縁側のある古民家の造りを生かし、自然豊かな周辺
の環境と組み合わせたプランを提案。持ち主の宮本克範さん(58)は「若い人の発想を参考に田舎暮らしが体験できる縁側喫茶を開きたい」と来春のオープンを目指し、張り切っている。
米子高専の学生の発表を聞く地域の人々=15日、日南町菅沢の宮本家住宅
宮本家住宅は、大正二(一九一三)年に建てられ、伝統的な直屋(すごや)造りの特徴をそのまま残している。米子市在住の宮本さんが同住宅に居た時に、たまたま古民家に興味を持つ県生活環境部景観まちづくり課の宮
本孝二郎主幹と米子高専の和田嘉宥教授らが訪ねてきたことをきっかけに、古民家を核にした地域活性化の可能性を探る活動が始まった。
その一環として、米子高専建築専攻科の学生が九月に同住宅に民泊し、古民家の保存活用方法を検討。この日、同住宅に宮本さんや地域の人々ら約四十人が集まる中、学生六人が五つのプランを発表した。
加納奈津子さん(21)は「にちなん木工教室」をテーマに、地元産材を使った木工教室の開催を提案。森田大貴さん(21)は「ホッと喫茶」をテーマに、大きな縁側と緑に囲まれた景色を強調した縁側喫茶の構想を披露し
た。建築専攻の知識を生かし、間取りの具体的な利用方法や改修案も提示した。
宮本さんは来年三月に、週末だけオープンする縁側喫茶を始める考えで、「学生たちの発表を聞いて元気をもらった。地元のまちづくり協議会にも協力してもらっている。活動が広がって地域の活性化につながれば」
と希望を膨らませている。
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