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入れ
新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007121800206&genre=H1&area=K10
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元urltop:
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写真:
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京都三山の「ナラ枯れ」を調査している自然保護団体「北山の自然と文化をまもる会」は18日、被害が拡大しているにもかかわらず、京都府や京都市が実地調査を行っていないとして、府林務課に調査して対策
を取るよう申し入れた。今年の会の調査では、東山区や山科区などで新たに207本の枯死したナラを確認したという。
会によると、今年は山科区の封ジ山でコナラの大規模な枯死が発生するなど被害が拡大している。枯死した木を新たに207本(前年188本)、被害を受けている生木377本を確認した。稲荷山や吉田山、大文字山千
人塚でも被害木があり、会は府や市にデータを提供している。
ところが、府や市は航空写真による調査が主で、林務事務所が検討会で「被害は微増」「被害木は6本」などと報告している。会は、府や市が踏査をしていないと指摘し、現地調査や被害木への対策を求めた。
府は市や国と昨年8月、ナラ枯れの一因である「カシノナガキクイムシ」の防除対策検討会を設置した。京都市域約3・8ヘクタールをナラ枯れ被害エリアと見ているが、被害本数はつかんでいない。府林務課は「まもる
会と協力しながら、調査や対策に当たりたい」という。
会の榊原義道代表幹事は「被害規模が広がったため、全域の被害木の把握が自主調査では困難だ。枯れ木伐採だけなく、生木にも防除対策が必要」と話している。
ナラ枯れは、ミズナラやコナラなどの幹に穴を開けるカシノナガキクイムシという昆虫が運ぶ「ナラ菌」によって引き起こされる。昨年、東山区の高台寺山国有林ではナラやシイなど230本が被害を受け、うち65本が
枯死した。
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