ID : 5745
公開日 : 2007年 12月13日
タイトル
磨丸太でネズミえと置物 ”チュー文“追われ大忙し
.
新聞名
京都新聞
.
元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007121300083&genre=I1&area=K40
.
元urltop:
.
写真:
.
京都の銘木、北山杉の「磨(みがき)丸太」を材料に来年のえとのネズミの置物を、京都市右京区京北下熊田で工房を構える木工作家親子が作っている。美しい木肌や、年輪の模様を生かした独特のデザイン。
年の瀬が近づき、”チュー文(もん)“に追われる毎日だ。
親子は「葵(あおい)工芸」の蒲生行照さん(72)と長男の一志さん(36)。高級な床柱などに使われる磨丸太は表面のつややかさが特徴。年輪も、木によっては波が打ったような模様を描く。素材としての面白さを感じ
た2人は、1999年の「卯(う)(ウサギ)」から毎年、えとの木工置物を作り、販売している。
ネズミは、まず磨丸太を輪切りにし、加工する。「背割り」という丸太の切り込みも、前足と後ろ足のデザインに生かした。年輪はおなかの部分の模様になり、耳は別に作った木片を付けた。約12センチ角のものなど3種
類を作っている。
脱サラで、木工歴35年の行照さんは「ネズミに限らず、いかにかわいらしく作るかがポイント。やはり、目が一番大切でしょうね」と親子で工夫を重ねたという。5-600個作る予定で、東山区の京都クラフトセンターな
どで販売している。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。