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ID : 513
公開日 : 2006年 3月10日
タイトル
曽於市大隅の恒吉小 モデル学校林に指定
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新聞名
南日本新聞
新聞名 南日本新聞
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元URL.
http://www.373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060311_9.htm
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元urltop:
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写真:
 
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 曽於市大隅町の恒吉小学校(31人)が、緑の募金を運営する社団法人・国土緑化推進機構から「モデル学校林」の指定を受けた。本年度のモデル校指定は全国で5校、九州ではただ1校。今後5年間で児童や 保護者が、学習広場や観察歩道などを整備する。同校は「小学校統合で引き継いだ地域の財産を存分に生かし、楽しい森づくりに努めたい」と張り切っている。
 同小学校は1969(昭和44)年、恒吉、神牟礼、大谷、須田木の4小学校が統合されてできた。その際、旧小学校が所有していたヒノキやスギ、クロガネモチなどからなる7カ所の雑木林、計約7ヘクタールが新生・恒吉 小学校に引き継がれた。
 同小では学校林に親しみながら環境教育を実践。遠足でたきぎを拾って焼きイモを作ったり、花壇の整備、下木の伐採などを子どもたちが行っている。
 本年度は同機構からモデル校に指定されたため、PTAや地元公民館、鹿児島大学、県大隅農林事務所の代表からなる学校林整備委員会を設立。このほど5カ年計画を策定し年次的に学校林の整備を図ることになった 。
 長期計画では、クリやキンカン、ドングリなど実のなる木の植栽を進めながら、野鳥観察ができるよう巣箱を作ったり、間伐材を活用し炭や遊具、飼育小屋づくりを行ったりする。このほか森の芸術活動や森林・木材利用 見学会なども予定している。
 モデル校事業の第1弾として4日、児童らが学校林のヒノキを使ってベンチ5脚を作った。前田涼子校長は「みんなで力をあわせコツコツと、四季折々いろいろと楽しめる学校林にしたい」と話していた。
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