ID　：　5662

公開日　：　2007年 12月　5日

タイトル

バイオマスエネルギー工場試運転、内蒙古に850万香港ドル投資

新聞名

日中経済通信

元URL.

http://www.newschina.jp/news/category_1/child_5/item_7898.html

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内蒙古（モンゴル）自治区満洲里市経済局によると、香港隆生有限公司が850万香港ドルを単独で投資設立したバイオマスエネルギー工場がテストラン段階に入ったという。
同社の登録資本金は500万香港ドル、バイオマスエネルギーの生産販売、バイオ発電、暖房供給を主要業務とし、年間20万トンの木質バイオマス生産加工を計画している。これにより、満洲里市木材加工園区内の木材 加工メーカー200数社は、「残留の廃棄物」の処理に２度と頭を悩ますことはなくなる。
バイオマスエネルギーは、環境保護リサイクル可能再生エネルギー粒子で、木質バイオマスはバイオマスの中でも最も主な種類のひとつ。その生産工程は、おがくずなどの木材加工廃棄物を原料として、特殊処理によ って粒状エネルギーに転換する。同エネルギーの密度と熱値はともに高く、一般の石炭とほぼ同じレベルで、運送と貯蔵に都合が良い。家庭での採暖、コミュニティへの熱供給、工業ボイラーおよび発電に用いられる。付 加価値が高く無煙で有毒ガスを排出せず、燃焼し尽すという特徴を持ち、燃焼ボイラーの代替燃料となりうる。
香港隆生有限公司の担当者によると、中国で材木輸入量最大の陸港である満洲里市で、材木加工量の増加に伴い、大量のおがくずその他廃棄物の環境保護リサイクル加工プロジェクトに十分な原料の提供が実現する という。（編集KM）

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