ID　：　5587

公開日　：　2007年 12月25日

タイトル

最古の木製笠塔婆＝「餓鬼草紙」の風景裏付け－石川

新聞名

時事通信

元URL.

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007122500818

元urltop:

写真:

　

石川県埋蔵文化財センターは２５日、同県珠洲市の野々江本江寺遺跡で、平安時代末期から鎌倉時代前期の木製笠塔婆（かさとうば）と木製板碑（いたび）が出土したと発表した。笠塔婆は木製では全国最古で、 木製の板碑は初の出土という。
　同様の笠塔婆と板碑が、平安末期ごろの絵巻「餓鬼草紙（がきぞうし）」（国宝）にあり、絵巻が実在の風景を描いていることが裏付けられた。
　また、笠塔婆や板碑は木製から石製に変化したと考えられており、こうした変化が証明されたという。

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