ID　：　5367

公開日　：　2007年 11月12日

タイトル

違法伐採の中止など求める 京都府木材組合連50周年大会

新聞名

京都新聞

元URL.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007111400180&genre=B1&area=K10

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写真:

　

京都府木材組合連合会（京都市中京区）は１４日、創立５０周年記念の府木材産業振興大会を京都市下京区のホテルで開いた。地球温暖化防止に向けた京都議定書を実現するため、世界各地で深刻化している 違法伐採の中止などを求める宣言を決議した。主要な木材輸出国に送付する。 　連合会は、府内木材業者代表者会議として１９５７年に発足した。国内の木材産業は近年、需要低迷や輸入材の増加などから低迷しているため、５０周年の節目に再生への決意を新たにする目的で大会を開催し、宣言 を決議した。 　大会には、関係者約２００人が出席した。辻井重会長が「木材産業はかつてない試練と変革の時期にある。国産材のさらなる高度利用で、産業の振興と環境保全の両立を目指したい」とあいさつし、功労者らを表彰した 。 　宣言は「違法で無秩序な伐採による森林破壊が地球温暖化の原因の一つ」と指摘し、違法伐採対策と合法で持続可能な木材供給の推進▽環境保全のための木材産業の活性化▽木材など循環型資源を活用した省エネ ルギー－の３点を求めている。 　国内の関係省庁や都道府県に加え、インドネシアや中国、米国など２７カ国に近く送付し、適切な対応を求める。

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