ID : 5351
公開日 : 2007年 11月12日
タイトル
高級建築材を商標登録 久慈地方森林組合
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200711/e0711141.html
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元urltop:
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写真:
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高級建築材として知られる久慈地方などのアカマツが「南部赤松」、「南部琥珀(こはく)松」の2つの名称で商標登録された。ブランド化を図ろうと、久慈地方森林組合(清水崇文組合長)が登録を進め、県産材で
は「岩手くずまき高原カラマツ」に続いて2例目。全国的に拡大している松くい虫被害が及んでいない地域として優位性をアピール、需要増と価格向上に結び付ける。
「南部赤松」は久慈、宮古、二戸、青森県南の旧南部藩4地域で産出される原木、製材で、製材は天日乾燥が条件。高級な「南部琥珀松」は、天然で樹齢100年以上という条件が加わる。
今後、条件に合致した木材には商標の焼き印を入れ出荷。14日から東京で開催される国内最大の住宅展示会「ジャパンホームショー」でも、新ブランドを発信する。
久慈地方のアカマツは、古くから「侍浜松」の名で知られる。幹が真っすぐで太く、松やにの少ない美しい白色が特徴。主に住宅建築材に使用され、組合の原木生産の約65%、製材加工の約80%を占める。
県内でも松くい虫被害が深刻化する中、数少ない無被害地域を守り続けていることから、優良な産地をPRしようと、組合は昨年12月、特許庁に商標登録を出願した。
アカマツは近年、品質にこだわる建築業者から引き合いが増え、2007年度の組合の加工量は05年度の3倍の1500立方メートル。急増する需要に対応するため隣接地域産も供給している。
需要が好調な半面、他の木材同様、価格は低迷が続く。原木1本100万円という時代もあったが、現在は30万円前後。組合は登録による品質イメージアップを価格にも反映させたい考えだ。
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