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ID : 5038
公開日 : 2007年 10月18日
タイトル
長期減少だった県内木材の素材生産量 上昇に転じる
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20071018/KT071017BSI090003000022.htm
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元urltop:
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写真:
 
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外材との価格競争などで長期にわたって減少を続けていた県内の木材の素材生産量(丸太の搬出量)が、2006年は前年比で上昇に転じたことが17日、県林務部の推計で分かった。素材生産量が増えたのは 比較可能なデータがある1992年以降初めて。県信州の木活用課は、海外での需要増などで外材の調達が難しくなり、国産材の需要が伸びたためとみている。
 県内で素材生産、製材を手掛ける634業者にアンケートと聞き取り調査を実施。06年の素材生産量は計27万5000立方メートルで、05年より5・2%増えた。
 同課は、経済成長を続ける中国やインドの需要増、東南アジアでの資源減少を理由に挙げ、「資源循環が進み森林にとっては好影響」と指摘。ロシアが今年から原木の輸出関税を大幅に引き上げたこともあり、県森林組 合連合会(長野市)は「国産材へのシフトは一時的ではなく構造的な変化」とみる。
 ただ、06年の出荷先は県外が4割弱を占めており、業界内には「合板向けなど大規模な県外製材会社の需要が増えた影響が大きい」(南信地方の素材生産業者)との見方もあり、同課は「原木供給地化が進んで地域の 木材産業が空洞化する懸念もある」としている。
 素材生産が増えた一方、木材加工量は前年より12・0%減少。聞き取り調査を行った172業者のうち、素材生産業者の55%は「(今後も)積極的に事業を展開する」と答えたのに対し、製材業者の59%は今後の事業の 進め方について「現状維持」としており、製材業者の停滞感が目立った。
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