ID : 4823
公開日 : 2007年 9月27日
タイトル
『21世紀の森』を造ろう 百ヘクタールに十万本の樹を!
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新聞名
サンパウロ新聞
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元URL.
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DO_N_ID=19092
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元urltop:
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写真:
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ブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)の「中央植樹委員会」は、ブラジル日本移民百周年記念事業として「二十一世紀の森作り」と題した全伯植樹キャンペーンで、チエテ川沿いのエコロジー公園内で
実施することになった。オイスカ・ブラジルの協力と、サンパウロ州政府の全面的な援助で、同公園を挟むアイルトン・セナ・ダ・シルバ街道沿いの約百ヘクタールの敷地に、同公園内の環境に合った十万本の自然木を
植えるという。
《聖市自然公園を中心に 全市民たちの協力と支援求めて》
十七日に、同公園を管理、管轄する州水資源・エネルギー局(DAEE)と正式に契約を取り交わし、キャンペーンを実施することを発表した。
同公園は、遊歩道、サッカー場、テニスコートなど各種の施設を保有し、たくさんの動植物が生息するため、週末には約六万人が来園する。今回は同公園内に、約二百五十万レアルの予算を費やし、約七十五種もの自
然木を植樹する。予算には、同公園が栽培している自然木の苗木の購入費、木の管理費や整地や管理などに必要な機材などが含まれている。
植樹する苗木には、協力を行った企業や個人の名前の札を設置する。また、植樹の際には、同公園の近隣住民や来園者を巻き込むことで、木に愛着を持ってもらい足を運んでもらえるようにする。植樹するだけで終
わりではなく、木を大切にしてもらい、札に名前の載った木を見に来てもらえればと同委員会は考えている。
また、同公園はグァルーリョス空港近辺にあり立ち寄りやすいため、百周年記念事業の一環として各都道府県の知事や関係者や皇族が来伯した際には、各県木などの植樹を行う案もある。加えて、予算に余裕が出た
場合は、施設付近の来園者がよく足を運ぶ一角には、日本庭園を造り、日伯交流の象徴として桜とイッペーの植樹も行いたいという。
小山会長は、「場所も環境も素晴らしい公園。サンパウロは場所によって十二度も気温差がある。森は気温を下げる効果があるので植樹は大きな意味を持つと思う」とキャンペーンの手ごたえについて話した。
同キャンペーンは、伯政府の記念事業実働機関(GT)からも関心をもたれている。そのため、日本の各種団体や企業、基金などからも協力を得られやすい環境が整った。今後も活動を通し、理解を求め、全伯の日系団
体に向け参加を呼びかけていくことを考えている。
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