ID : 4800
公開日 : 2007年 9月24日
タイトル
中国紙生産量は世界2位 原料4割を輸入し古紙は米、日から
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新聞名
日中経済通信
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元URL.
http://www.newschina.jp/news/category_6/child_22/item_6455.html
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元urltop:
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写真:
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中国製紙学会の李玉華副秘書長は22日同国の製紙状況を説明し、2006年の紙製品の生産量は前期同比16.07%増の6500万トンを超え、今年は7000万トンを突破する見込みで、米国に次ぐ世界第2位紙生産
大国になったことを明らかにした。
製紙原料は古紙が56%、木材が22%、草や葦などが22%であり、うち40%以上が輸入されている。
中国の古紙輸入量は2000年が338万トンの5.8倍の1962万トンだったから、2006年まで年平均232万トン増の勢いで伸びている。今年1-6月の輸入量は前期同比19%増の1175万トンで、年間では2350万トンに達する
見通し。
古紙輸入量のうち、米国が6割以上を占めるほか、日本からも増えつつある。日本から古紙の06年の輸出量は約390万トンで、うち8割は中国向け。
中国の第11期5カ年計画(2006-
2010年)では、650万トン(今年は230万トン)の生産能力に相当する排出基準超過の汚染製紙企業の整頓を目標として設定しており、これまで既に1000社以上を閉鎖させ、今年も同じ数での汚染製紙企業の閉鎖を進め
ていく方針。
中国では、現在は製紙企業が3500社あり、年産100万トン以上の大企業が7社。うち、外資との合弁会社は4社ある。日系にとって初めて中国製紙事業に参入した日本王子製紙は、今年7月に江蘇省南通市に合弁会社を
新設し、19億ドル(約2300億円)を投じ、年産80万トン高級印刷用紙と、木材チップからの年産70万トンのパルプの製造設備を設置する新工場を建設し、2010年の稼働開始を目指すという。
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