ID : 4697
公開日 : 2007年 9月12日
タイトル
ウエアハウザー、木材事業のさらなる合理化の可能性も
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBTQ5751.html
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元urltop:
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写真:
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ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米木材・紙・パルプ会社ウエアハウザー(NYSE:WY)は10日、ここ数四半期赤字が続いている木材事業の合理化をさらに進める可能性があると明らかにした。
ウエアハウザーは米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で、「木材製品の市場環境は7-9月期(第3四半期)に改善が見られていない。軟調な市場環境が続いていることにより、会社としては需要と供給の均衡をと
るため、木材製品工場で閉鎖、減産、抑制的生産体制など追加措置を取ることになる見込み」と明らかにした。
4-6月期の木材事業部門は、前年同期が1億3100万ドルの黒字だったのに対し、1億2300万ドルの赤字だった。ウエアハウザーは住宅市場に木材を提供する大手の1社だが、新規住宅の建設はここ数年減速を示して
いる。今は他の業界と同様、広範囲な信用収縮への対応が求められている。
ウエアハウザーが4-6月期決算を先月発表した際、スチーブン・ローガル会長兼最高経営責任者(CEO)は、4-6月期に1-3月期比で一部カテゴリーで持ち直した木材製品価格が、ここ数週間でやや下がったと述べ
ている。同CEOは当時、一部工場での生産休止やその他のコスト削減策で需要の減速に対応していくとしていた。
ウエアハウザーは近年、住宅建設の減速に対応するため、木材製品工場の一部を閉鎖している。
今回SECに提出した書類で、ウエアハウザーは「セルロース繊維事業や包装用品事業の市場では改善が続いている」と明らかにしている。包装用品事業に関しては事業売却も含めた戦略的選択肢を検討してきた。一
部大手機関投資家はかなり前からこのような措置を取るよう働きかけていた。
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