ID : 4315
公開日 : 2007年 7月23日
タイトル
プレカットの販売好調 龍神村森林組合
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=128609
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元urltop:
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写真:
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田辺市龍神村、龍神村森林組合で、建築材を工場で加工するプレカット部門が業績を伸ばしている。2006年度は前年度から3割近く売り上げを伸ばした。特に、細かいデザインに対応し個性的な家が建てられ
るログハウスは、都市圏の中高年に別荘として人気があり、紀州材のPRにもつながっている。
同組合のプレカット部門は数人で運営し、プレカット工場としての規模は小さい。そのため、大量生産するのではなく、複雑なデザインなど個性的な家に対応するようにしている。
工務店などの依頼を受ける一般住宅の建築用材加工分野と、提携先の住宅会社とともに建築するログハウス分野(ログハウス風住宅含む)の2種類がある。
06年度は、一般建築用材加工分野が42棟で、前年度から9棟増えた。ログハウス分野は15棟で同6棟増えた。売り上げは全体で約6400万円で、うちログハウス分野が7割ほど。
ログハウス分野は、景気回復や健康住宅志向、ユーロ高騰による北欧材の値上がりなどの追い風を受けている。大阪や京都など関西圏の団塊の世代が、退職後に郊外に土地を買い、別荘を建てるケースがほとんど
だという。最近は、居宅として建築する人もいる。
ログハウスは、一般の木造住宅の5倍ほどの木を使うという。耐火ログの認定を受けているため、防火地域にも建てられる。一般住宅も含めて、曲がった木の表情を生かして手すりや化粧材にするなど、ユニークなデ
ザインに対応していることも喜ばれている。
地元では、今年開店した産直店「龍神はーと」の店舗や、3カ所のキャンプ場に使われている。
西川正太郎工場長は「この部門は、儲けを出すのが目的ではない。できるだけ良い家を造って木材の流通につなげ、山の木の価値を向上させたい」と話している。
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