ID : 4237
公開日 : 2007年 7月10日
タイトル
カーテンウオール 札幌の会社が独自工法開発 全国に売り込み
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/37021.html
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元urltop:
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写真:
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木製サッシなど製造・販売の飯田ウッドワークシステム(飯田WWS、札幌、飯田信男社長)は国産木材にアルミ外装材を組み合わせたカーテンウオール(帳壁)を開発、強度とデザイン性を高めコストを削減する
独自工法でこのほど特許を取得した。「ご当地木材を使ったカーテンウオール」として全国の美術館、ホテル、医療・介護施設、学校などに売り込む。
カーテンウオールは、建物の重さをすべて柱や梁(はり)、床などで支えることで、荷重が直接かからないよう工夫された壁面パネル。壁全面をガラス張り風に施工できるため採光性が高く、開放感とデザイン性を演出
する手法として普及しつつある。
飯田WWSが開発したのはタモ、エゾマツ、カラマツなどの道産材を中心とした国産木材に、アルミ外装材を組み合わせたもの。室内に設置する木材部分に薄い鉄板を組み合わせる新工法で高い強度を実現し、従来
工法の二倍、高さ約十二メートルのカーテンウオールが可能になった。
国産材価格は輸入材の二倍近くと高価だが、新工法で木材使用量を従来の四分の一に抑えることに成功、建築コストも従来の三分の一-二分の一に削減できるようになったという。
施工価格はガラス代込みで一平方メートル当たり六万-十二万円。全国の建具店や家具工場と組んで普及を図り、三年後に年間三百-五百棟に施工、年商五億円を見込んでいる。地場産木材の活用方法を提供し、衰
退の進む各地の林業の振興にもつなげたい考えだ。問い合わせは飯田WWS(電)011・582・2521
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