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ID : 420
公開日 : 2006年 2月28日
タイトル
日本橋 で彫った大黒天 架け替え時に木材再利用した縁起物
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/tko/20060301/lcl_____tko_____000.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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お江戸日本橋に使われていた木材を彫ってつくられた大黒天像などが、中央区日本橋室町二のイベントスペース「三井越後屋ステーション」の一角で公開されている。“江戸モノ”コレクター、平野英夫さん(58 )の「其角(きかく)堂コレクション」の一部で、日本橋の景観再生問題が関心を集める中、平野さんは「日本橋の歴史を伝える貴重な作品。多くの人に見てほしい」と話している。   厨子(ずし)に納められた大黒天像は、江戸時代の嘉永元年、京都の仏師村山直之作。さらに、明治維新ごろ高村光雲の師、高村東雲が彫った大黒天と恵比須像が並ぶ。いずれも高さ約十センチ。初代広重が桐(きり)板 に富士山、擬宝珠(ぎぼし)、城などを描いた「本挟み」なども展示している。
 日本橋は一六〇三(慶長八)年に、五街道の起点として架けられた。現在の石橋となったのは一九一一(明治四十四)年。それまで木製だった橋は、度重なる火事や老朽化などにより、約三百年の歴史の中で十数回、架 け替え工事が行われた。
 平野さんによると、その際、古い橋の木材のうち、北詰めから三枚目と三十三枚目が寄進者に下げ渡された。「参(三)」が「末広がりで縁起がいい」からだという。
 木材は、場所によって檜(ひのき)や欅(けやき)、槻(つき)の木などで、「譲り受けた人はこれを仏師などに依頼し、大黒天など縁起物に彫ってもらったのでは」と平野さんはいう。
 日本橋を描いた浮世絵や錦絵などは多いが、実際に橋そのものを使って作られたものは珍しい。
 コレクションは三月半ばごろに展示替えし、次回は一九五六年に公開された、市川崑監督の映画「日本橋」から、これも貴重なポスターやパンフレット、立て看板などが展示される。
 同ステーションは、日本橋のランドマークとして昨年十一月にオープンした「三井タワー」を記念して設けられた。約半年間の期間限定で、三月末まで日本橋の情報発信基地として観光案内、物販、カフェテラスなどを 設けている。外観は、三井の前身である江戸時代の「越後屋呉服店」を再現している。
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