ID : 4125
公開日 : 2007年 6月18日
タイトル
松阪市の学校施設の施工者選定、参加者ゼロで再入札
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const07q2/536943/
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元urltop:
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写真:
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三重県松阪市で、学校施設の施工者選定が難航している。市が市立南小学校屋内運動場を建て替えるため、6月上旬に実施した工事入札(条件付き一般競争入札)に参加者は一社もなかった。新運動場の構造
は鉄筋コンクリート造と木造の混構造で、木造部分の構造材として、通常の集成材ではなくスギ丸太を使うことになっていた。
市は公共施設の構造材に木材を使う場合、集成材を選択してきた。しかし、新運動場の建築設計者に決まった山本和彦建築設計事務所(三重県松阪市)との協議を受けて、初めて地元産のスギ丸太を採用することにし
た。主に小屋組の部材として使う。2006年12月に実施設計が完了し、延べ床面積は834m2、設計金額(工事発注の参考とする価格)は1億9380万円となった。市によると、集成材を採用した場合とほぼ同等の金額だ。
1回目の入札に一社も参加がなかった理由について、市営繕課の担当者は、「地元産のスギ丸太は、多くの建設会社にとって使い慣れない木材だ。部材の組み合わせ方は集成材を使う場合よりも複雑になり、施工の難度
が上がった。受注しても採算は取れないと考え る建設会社が多かったのだろう」と推測している。それでも地元産スギ材活用を市の重要な施策と位置付けており、部材を集成材に戻すことはしない方針だ。
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