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ID : 4119
公開日 : 2007年 6月18日
タイトル
市立博物館でコレクション展 江戸から昭和の木製看板47点
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新聞名
北海民友新聞
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元URL.
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/070617_4.htm
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元urltop:
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写真:
 
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「木の看板コレクション展」が16日から紋別市立博物館で始まった。市内建築製材業、木健の坂野徳三郎社長が長年にわたって収集した木製の看板展。江戸時代から昭和期までの47点が展示されている。開催 当日から大勢の市民で賑わっている。展示は7月1日まで行われている。
 展示されている江戸時代の看板は両替商や薬、日本酒などのもで、ケヤキ材を使用している。腐りにくく木目が美しいことから当時から高級材として家具などに使われていた。看板にも多く使用され、150年以上も風雨 にさらされてきたが、これが味わいを増していて木の素材が持つ特性をうかがわせている。
 展示会場の入り口には坂野社長が作った「樹徳」の看板が置かれいる。長年木を扱ってきた坂野社長が人間の暮らしを守ってきた木という素材が特別に持つ徳を「樹徳」と書き記した書家の作品に目にとめ、この文字を 看板とした。
 展示を担当した同館の小黒春香学芸員は「木という素材がもつ魅力を体感してほしい」と「樹徳」や「樹徳5訓」を刻んだ看板を冒頭に掲げて企画の意義を紹介したうえで、江戸から明治、大正、昭和の時代を追って並べ た。
 各時代を通して木製の看板だけを一堂に集めた展示会は全道ではめずらしいという。
 来場者の1人は昭和前期の酒屋の看板をみて「なつかしい。これを眺めていると当時のことがそのまんま思い返されちゃうよ」と話し、当時の暮らしに思いを馳せていた。
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