ID : 4087
公開日 : 2007年 6月14日
タイトル
バイオマスで産業創出
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新聞名
十勝毎日新聞
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元URL.
http://www.tokachi.co.jp/kachi/0706/06_14.htm
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元urltop:
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写真:
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採算性、ビジネス展開検討
道が13日発表した政策予算案のうち、十勝支庁の独自事業では、管内の各種バイオマス(生物由来資源)を組み合わせるなどして新たな産業創出を図る「十勝バイオマスリファイナリー産業創出」など新規事業3本が
計上された。全道枠で十勝も関連する事業は、中小企業の支援・活性化や農産物の高付加価値化、有機農産物の安定生産に向けた生産体制確立などが柱で、「林業再生モデル」事業では、網走、上川とともにモデル地区
となった。
「林業再生」モデル地区に
リファイナリー-は、これまでの独自事業「十勝バイオマス利活用促進会議」で検討してきた、バイオマス事業の採算性向上や新たなビジネスの創出を探る。
具体的には、農作物残さから樹脂などを精製してから熱源化するなど、1つの資源を多段階で利用する仕組みを模索するほか、バイオガスプラントの動力源にバイオディーゼル燃料(BDF)を利用するなど、既存の
技術を統合してさらなる利活用を図る。単年度事業で予算は195万円。
独自事業ではこのほか、道外の百貨店などで十勝産品を扱うバイヤーから、高級品、希少品のイメージを生かした販売戦略を学び、販路開拓につなげる「『食の王国とかち』ニューマーケット開拓」に142万円。管内の
小学校や福祉施設で出前講座を開き、地域材への理解を図る「学びの場で、とかちの木を体感!」に86万円を計上した。
全道枠新規の十勝関連の商工関係では、中小企業の経営力強化や新事業展開、新分野進出などを総合的に支援する「地域経済活力向上支援」に7728万円、経済波及効果の高い産業分野などへの研究開発費を支援
する「創造的中小企業育成強化促進」に1億800万円など。
農務では、地域内で連携し、農産物の高付加価値化を目指す「農産物付加価値向上推進」に全道で2256万円。「有機農業総合推進」にも同じく993万円を予算措置した。
十勝がモデルに入った「林業再生モデル」は、原木輸入量の減少で需要が高まっている道産材の資源確保に向け、適切な管理体制の構築と、森林の再生産が可能となるよう、伐採から造林までを一体的に行う低コスト
施業システムの構築、製品の高付加価値化を目指した集成材など新加工工場の立地に向けた調査などを行う。予算額は全体で1938万円となった。
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