ID : 4003
公開日 : 2007年 6月 5日
タイトル
9、10日に上松町で木の建築めぐる討論会
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20070605/KT070531FUI090004000022.htm
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元urltop:
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写真:
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木曽ヒノキの魅力や生産現場の実情を学ぶフィールドワークとシンポジウムが「第10回木の建築フォラム」として9、10両日、木曽郡上松町で開かれる。建築や林業などの関係者が参加を予定しており、主催
者は「素材を知ることから建築を考え、継続的に生産供給可能な方策と展望について議論を深めたい」としている。
各地の建築関係の研究者や大工、設計士、工務店、林業家などでつくるNPO法人「木の建築フォラム」(東京)と、「文化遺産を未来につなぐ森づくりのための有識者会議」、木曽谷の国有林の木材販売を引き受けてい
る木曽官材市売協同組合(上松町)が主催する。2001年から木材産地や有名木造建築物のある場所などで開いており、県内では初めて。
9日はフィールドワークで、赤沢自然休養林を見学。木曽ヒノキの天然更新を試みている場所や、学術参考林の「奥千本」などを見る。10日は県木曽勤労者福祉センターを会場に午前9時からシンポジウム。木曽ヒノキ
の特徴と活用方法の事例報告、「木曽ヒノキ天然木の魅力-文化遺産と森林づくり-」と題した公開討論会を開く。
同組合の藤沢佑吉専務理事は「木曽ヒノキが文化財や戦後の復興などに役立ってきたことを再認識し、生産と調和して共生する方法を考えたい」。木の建築フォラム理事の松留慎一郎・職業能力開発総合大学校教授
は「日本を代表する木材産地で建築用材を生み出す現場を理解し、今後に役立てたい」としている。
フィールドワークは締め切ったが、シンポジウムは当日参加できる。資料集も1冊1000円で販売する。
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