ID : 3931
公開日 : 2007年 5月29日
タイトル
「きのこみたいな」木の椅子
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新聞名
六本木経済新聞
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元URL.
http://yamaguchi.keizai.biz/headline/106/
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元urltop:
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写真:
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山口・大内御堀にある「陶房 和(なごみ)」(山口市大内御堀、TEL 083-923-5533)で5月25日より、「能勢貴臣・松尾遵 ウッドクラフト2人展」が開催されている。
同展では、京都在住の木工作家・能勢貴臣さん(neutral)と、愛媛在住の木工作家・松尾遵さん(Eureka)による椅子、一輪挿し、うつわ、時計などのウッドクラフトを展示する。2人は、昨年10月に山口情報芸術センター
前中央公園で行われたイベント「山口アーツ&クラフツ」に出品した際に知り合ったという。同イベントで2人の作品は人気を集めていたことから、今回の作品展が決まった。
能勢さんは、椅子や置物、照明などの家具を中心に約30点を展示。優しい作風が特徴。代表作は、きのこみたいな椅子「きのこスツール」。ホワイトアッシュ、リーチ、くるみの木を使った脚に、きのこのカサの部分に見
立てた布張りの丸いクッションが取り付けられている。約42センチの標準的な高さの椅子のほかに、約32センチと低いタイプのものも。
能勢さんは「きのこスツールは、高い椅子と低い椅子を2つセットにして、高い椅子に女性が座り、低い椅子に男性が座って、夫婦椅子のように使ってもらいたい。普段と違う目線になる」と話している。
松尾さんは、一輪挿しや木のうつわなどの小物を中心に約70点の作品を展示。代表作は家をモチーフにした一輪挿し「植物の家」。同作品を数点並べて、ひとつの村に見立てて展示されている。そのほか、時計やコー
スター、皿など、いずれも角が丸くてあたたかみのある作風が特徴。
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