ID : 3900
公開日 : 2007年 5月23日
タイトル
サン・ファン号 3年かけ腐食調査 遣欧使節船協会
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070523t13034.htm
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写真:
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宮城県石巻市渡波の県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)に係留されている復元船「サン・ファン・バウティスタ」の劣化を防ごうと、管理運営する慶長遣欧使節船協会は22日、腐食防止策を検討する研
究部会の設置を決めた。3年計画で木材の腐食状況や原因を解明し、補修計画を策定する。
復元船は1993年10月に完成した。昨年6月の定期点検で、船の外板と骨組みの木材との接合部分に腐食が見つかった。放置すれば腐食の拡大が想定されるという。
研究部会は、復元船設計者の宝田直之助・元横浜国大教授、藤井義久京大大学院准教授ら有識者とサン・ファン館職員の計9人で構成。
本年度は、木材の含水率や強度を測り、船内部の骨組み木材や接合部分の腐食状況を調査。原因とされる雨水の流入経路や湿度も調べ、腐食のメカニズムを解明する。
2008年度は具体的な腐食防止策を検討。09年度の補修計画策定を目指す。
使節船協会は毎年、船大工による定期点検を行っているが、船全体の腐食状況をチェックするのは困難で、本格調査の実施に踏み切った。県慶長使節船ミュージアムは「腐食部分を早期に見つけ、対策を講じたい」と
話している。
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