ID : 3876
公開日 : 2007年 5月23日
タイトル
西湖南側にごく普通の小さな木の橋がある
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新聞名
北京週報
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元URL.
http://www.pekinshuho.com/ly/txt/2007-05/23/content_64520.htm
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写真:
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西湖観光では、美しい景色だけではなく、西湖の不思議な現象にも引きつけられるだろう。
西湖には、「三怪」といわれる、三つの不思議がある。断橋が途切れていないこと、孤山は孤独ではないこと、長橋は長くないことの三つだ。
断橋は、広く伝わる伝説「白蛇伝」の女主人公白娘子が、許仙に最初に出会った場所として良く知られている。しかし、唐代の張?の詩には「断橋荒蘚合」という一節があり、「断橋残雪」という言い方は、すでに唐代に定ま
っていた。当時の断橋には木造の亭がついていて、雪が降ると雪は亭の屋根に積もり、橋の岸に接したところだけ雪が見えないので、遠くから見ると途切れているように見えたのだという。
孤山は標高38メートル、面積20ヘクタール。唐代と宋代にそれぞれ杭州に赴任した、詩人として有名な白居易と蘇軾は西湖が泥で埋まっていたため、その泥をすくい上げる事業を行い、その泥を利用して堤防を築いた。
後代の人はこれを白堤、蘇堤と呼んだ。この二つの堤防によって湖面は外湖、内湖、岳湖、西里湖、小南湖に分かれている。西湖の泥はまた、湖心亭、三潭印月、阮公?の三つの島を作っている。これを湖中三島と呼ん
でいるが、この三島は孤山と向き合っているため、孤山は決して孤独ではなく「三友」があるというのだ。
西湖南側にごく普通の小さな木の橋がある。もとは長さが1000メートルもあったので長橋と呼ばれていたのだが、西湖が泥で埋まり小さくなったため橋も短くなってしまったのだ。
西湖にはまた、「三絶」と呼ばれる特に美しい地点がある。汪庄、劉庄、環碧庄だ。
汪庄は雷峰塔のある夕照山の麓にあり、三面が水に臨んでいる。山の姿が水に映り、有名な古刹、浄慈寺に接し、湖をはさんで蘇堤、三潭印月、柳浪聞鴬が見える。園内に立つと鏡のような湖に青々とした山が映ってい
る景色を一望にすることができる。
劉庄は別名を水竹居といい、清代終わりごろの劉学詢の別荘だった。西湖西側の隠秀橋の西にあり、山を背に水に望んでいる。現在は園内に夢香閣、望山楼などの楼閣があり、「西湖一番の名園」と称されている。
環碧庄は宋代の阮公が阮公?の上に建てたものだ。山と水が引き立てあい、木が茂り、緑に囲まれた景色の美しいところで、西湖の観光ポイントの一つになっている。
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