ID : 3847
公開日 : 2007年 5月20日
タイトル
京都市産材で家づくり 中京に窓口、普及へ新組織発足
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052000014&genre=K1&area=K10
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元urltop:
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写真:
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京都市産の木材の利用を増やすため、市内の森林組合や建築士、工務店、金融機関などが連携し、住宅建設を一貫して支援する新組織「京山々・木の家づくりの会」が発足した。中京区の住宅展示場内に窓口を
設け、土地探しから相談できる体制を整えた。
京都市の森林面積は2005年4月の旧京北町との合併で約2万ヘクタール増えて約6万1000ヘクタールとなり、市域の7割を占めているが、林業は安価な輸入材との厳しい競争にさらされ、市内の木材生産額は年々
減少。05年度は約6億6000万円で、5年前に比べ約12億円も減っている。
新組織は市森林組合などでつくる「京都市域産材供給協会」のほか、建築事務所、工務店、不動産仲介業者、金融機関など計27の団体・企業で構成。市内産材普及に向けて生産者や施工関係者が一体となって取り組
むのは初めて。
市内産材を使った住宅建設やリフォームを一貫して支える「京都こだわり木の家づくり」システムでは、土地探しの相談から応じ、同協会が木材の調達に協力、木造専門の建築士が設計して熟練した職人が施工する。
建て売りや設計コンペなど施主が建て方を選ぶことができ、住宅ローンの利率軽減も受けられる制度も用意した。
3日にオープンした住宅展示場「りぶら二条」(中京区)内に事務室を設け、注文の受け付けと相談を始めており、木材や住宅の専門家による連続講座を6月から来年2月まで計10回開く。
同会の西巻優会長(一級建築士)は「木で家を建てるため、あらゆる角度から対応できる組織ができた。少し割高になるが、健康志向などで木の家への関心も高く、今後ビジネスとして広がる可能性もある」と話し、市
林業振興課も「これまでになかった戦略的な仕組み。市内産の木材需要の回復だけでなく、町家再生など景観保全にもつなげたい」と期待している。
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