ID　：　3738

公開日　：　2007年 5月　9日

タイトル

「次世代へ伝えよう」 森林ビジネス創業を支援

新聞名

埼玉新聞

元URL.

http://www.saitama-np.co.jp/news05/09/10e.html

元urltop:

写真:

　

飯能市は「森林産業創造支援事業」の一環として、新たに十五日から健全な森林を次世代に伝えていこうーと林業・木材産業と地域活性化につながる西川材を使った新商品の開発・販売や里山を活用したサー ビスの提供など森林ビジネスを創業する個人・団体を支援するため、応募者を募っていく。
　同市はビジネスプラン例として、西川ヒノキ材を活用して新コンセプトの机を企画・製造、新たな販売ルートを構築し、地域の活性化に寄与する（新商品の開発・販売）のをはじめ、見本林を設置し、これを拠点とした森 林再生育成講座の開講や林業技術の習得を通じて、林業現場に作業員を派遣する事業を起こしたり（サービスの提供）、里山を管理して、発生する木質資源の商品化により地域に収入をもたらし、健全化された森林空 間を活用したサービスを提供し、地域交流の活性化を図る（地域の活性化）―などを挙げている。
　支援内容は中小企業診断士による創業・経営相談をはじめ、事業資金５０％以内の補助金（上限五十万円）を交付し、市主催イベントなどへの出展などＰＲ活動の場を提供する。
　応募資格は、市内の森林資源を活用して起業する法人・個人、または団体で、応募前に同市が行う創業相談を受けたビジネスプランが対象。補助金の交付時期は試作品完成後、またはサービス提供開始後となってい る。
　応募作品は同市森林産業創造補助金交付審査会が十月上旬、新規性や先進性、特色性、ストーリー性、消費者の視点での商品づくり、森林資源の有効活用、地域の雇用創出などの観点から、審査して採択するか決める 。

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