ID : 3692
公開日 : 2007年 5月 2日
タイトル
地元木材でひすいの穴あけに成功
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新聞名
苫小牧民報
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元URL.
http://www.tomamin.co.jp/2007/cp070502.htm
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元urltop:
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写真:
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恵庭市郷土資料館の上屋真一史跡担当主査(54)が、恵庭産木材で日高産ひすいに穴を開ける実証実験に成功した。「縄文人はどうやって石に穴を開けたのか」と疑問を持ったことから始まった挑戦。「珍しい試み」
と関係者の関心を集めている。
実験に使ったのは、古代の舞錐(まいぎり)器。先端に恵庭市内で採ったハルニレの棒を付けて回転させ、地元で出土した石製品の素材と同じ日高産ひすい(厚さ2.6センチ)に摩擦で穴を開けられるかどうかを試した。
実験は帰宅後。家族からの好奇の視線を受けながら、手を上下させて黙々と棒を回転。「1時間やって1―2ミリ。調子の良いときは3ミリ開いた」(上屋さん)という気の遠くなる作業で、13日目に、ぽっかりと穴が開いた。
縄文人は石の加工に木や竹、鹿の角、鳥の骨などを使ったとされているが、実際に木と人力で実証に臨んだ例は道内では少ない。
上屋さんは「恵庭は遺跡のまち。今回の実証実験の紹介を通じて市民の地元遺跡への関心度アップにつなげたい」と話している。
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