ID : 333
公開日 : 2006年 2月20日
タイトル
中国、2010年めどに木材総合利用率を65%に高める
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新聞名
チャイナネット
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元URL.
http://www.china.com.cn/japanese/221365.htm
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元urltop:
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写真:
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中国国家発展改革委員会筋は先般、中国は木材の節減及び代替品利用の推進に力を入れ始めており、2010年をめどに中国の木材総合利用率を65%以上、木材の防腐処理比率を国内の商品木材生産量の約5
%にする目標を目指すことを明らかにした。この目標が実現すれば、年平均4000万~5000万立方メートルの木材節減が可能となり、中国の木材需給の逼迫状況を緩和することにもなるとしている。
木材の節減と代替品利用は、生産、流通、消費およびその他の経済、社会の活動の中で、木材およびその製品に対する合理的な開発、利用、リサイクル、木材およびその製品に取って代わる非木質材料およびその製品
の利用のことである。
中国の1人当たり森林面積は世界の平均水準の1/4ににも至らず、世界で134位となっている。2015年には、国内の木材市場において1.4億~1.5億立方メートルの供給不足になると予測されている。
大まかな統計によると、中国の木材節減および代替品利用量はすでに1980年の546万立方メートルから2004年の2400万立方メートルに増えている。1980年~2004年において、国全体の木材節減および代替品利用で
木材利用量を3.76億立方メートルを減らしており、これは同時期の全国の商品木材量の4分の1に相当するものとなった。
中国国家発展改革委員会筋によると、中国の木材節減および代替品利用の重点は次の4つである。
1、高効率の木材加工業を育成し、木材資源の利用率を向上させること。
2、木材保護技術を推し進め、木製品の使用期限を伸ばすこと。
3、不用となった木材のリサイクル制度を完備させ、木材資源の循環的な利用を目指すこと。
4、木材代替品の開発に力を入れ、木材消費構造の最適化を図ること。
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