ID : 3045
公開日 : 2007年 3月14日
タイトル
住田町議会 副町長に小泉氏を選任
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2355
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元urltop:
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写真:
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地方自治法の改正により、これまでの助役制から四月以降は副町長制となるのを控え、住田町の初代副町長に町づくり推進課長の小泉きく子氏(55)が就任することになった。同町の歴代助役はいずれも男性
で、町長の補佐役としては初の女性となる。十三日に開かれた町議会三月定例会は、副町長の選任同意をはじめ、町総合計画基本構想、新年度予算など二十議案を原案可決し閉会した。
同町は、平成十七年十月に熊谷敬一郎氏=上有住八日町=が退任して以降、助役不在が続いている。
副町長の選任同意案件は、当局が同日追加提案した。千葉滋夫議長を除く全十五議員の投票採決により、「賛成14、反対1」の賛成多数で可決。選任された小泉氏は、副町長制が施行される四月一日から四年間の任期
となる。
また、同日は▽十八年度跡一般会計補正予算▽町総合計画基本構想▽町過疎地域自立促進計画(後期)の変更▽十九年度町一般会計予算1など二十議案を審議し、すべて原案通り可決した。
町総合計画基本構想は、平成十九年度を初年度に向こう十年間の行財政指針となるもので、「未来の子どもたちのために」がテーマ。「ずっと暮らせる地域社会」を目指し、基幹産業である農林業を中心とした産業振興
を図りながら子育てや教育、福祉行政を展開し、自然環境に配慮した施策を進めていく内容となっている。
新年度の予算案審議では、鈴木正巳予算審査特別委員長が「町財政は依然厳しさを増しているが、自立持続の町づくりを目指した予算編成となっており、原案を可とする」と審査報告。菅野長治議員(共)が反対の立場
から、菊池孝議員(無)が賛成の立場からそれぞれ討論して採決した結果、賛成多数で可決された。
一般会計の予算規模は、現年度当初比24・4%増の四十八億六千九百万円。単年度でテレビの地上デジタル放送に対応した各種設備を整える事業費(十億円)の増が主な要因。
このほか、町内で結婚希望の独身者らを支援する「結婚対策事業」、第三子と第四子への「出産祝い金事業」、三陸木材高次加工協同組合の集成材加工施設を整備する「強い林業・木材産業づくり交付金事業」、「学校給
食調理業務委託」などを新規事業として盛り込んだ。
五特別会計を合わせた予算総額は、七十六億七千五百万円(現年度当初比7・0%増)。議会終了後、多田欣一町長は今回の副町長の人事案件について「当初、役場職員の中から選ぶか、あるいは外から選ぶかを考え
たが、熟慮の結果、役場の中から選ぶのが一番と思いこの結果になった。小泉氏は三十七年間にわたって役場の各課で仕事を積んでおり、経験は十分。職員からの人望も厚く適任」と話した。
小泉氏は「町の自立持続については町長と同じ考え。副町長という職務は重責だが、誠心誠意、真心をもって取り組んでいきたい」と意欲をみせ、「町長を補佐しながらも、町長にモノを言える存在でありたい」と抱負を
語った。
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