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ID : 3014
公開日 : 2007年 3月12日
タイトル
ミサワホーム、制震システム「MGEO R」が住宅等防災技術評価を取得
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新聞名
日経プレスリリース
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元URL.
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=155194&lindID=6
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元urltop:
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写真:
 
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ミサワホーム、制震システム「MGEO-R」が住宅等防災技術評価を取得 在来木造リフォーム用制震システム ”新MGEO-R(エムジオ アール)”住宅等防災技術評価を取得  ○制震壁が耐震要素としての評価を取得しコストダウンが可能に  ○「耐震+制震」の次世代耐震リフォームにより建物の変形量を半減  ○外販を視野に入れ一般在来木造の耐震化拡大を目指す  *MGEO-R:Misawa Governance system for Earthquake Oscillation control-Reform  ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 佐藤春夫)は、在来木造リフォーム用の制震システム「MGEO-R(エムジオアール)」を開発、一昨年の10月1日より販売しており、これまでに100棟以上の受注を頂き既存住 宅の耐震化を推進してきました。
 このほどMGEO-Rを新仕様に変更すると共に、”財団法人 日本建築防災協会”の「住宅等防災技術評価」を取得し、制震壁を耐震要素として取り扱う事が可能になりました。
 新仕様の制震壁は、既存構造体との接合に用いる部材を構造用合板から構造用集成材に変更し、制震壁脚部と基礎との接合方法も改良することにより制震性能を向上、これまで4枚必要だった最低設置枚数も2枚で 同等の効果を発揮します。従来は1階外壁部分の東西・南北2方向に各2枚ずつ設置する必要があった施工方法も、最低設置枚数が東西・南北2方向に各1枚ずつと減少し、建物の外壁と内部のいずれにも設置できるこ とで設計の自由度が向上し、多彩なリフォーム提案を可能としました。さらに、これまで設置条件として既存の柱を必要としていた建物の構造体との接合方法も、基礎及び梁と制震壁を直接接合することで既存の柱が不 要となり設置箇所の自由度を向上させています。
 また、今回の技術評価で、制震壁を設置する部分の無筋コンクリート基礎の補強方法について、従来の”添え基礎補強”に加えて”アラミド繊維補強”を新たに導入しました。これにより、新耐震基準(昭和56年)以前の 建物に多く見られる無筋コンクリート基礎の補強方法を、状況に応じて選択でき、より効率のよい補強計画をたてることが可能となります。
 販売価格は588,000円(税抜き56万円:MGEO-R本体のみ)で、4月1日より販売を開始し、ミサワホームイングブランドによる耐震リフォームを推進していくほか、他の建築業者への外販も視野に入れMGEO- Rの拡販を目指します。
●遅れる既存住宅の耐震補強工事  一般の既存住宅においては、昭和56年の新耐震基準以前に建築された住宅のうち、約1,150万戸*が耐震性に不安があるとされており、震度6~7クラスの地震による倒壊が危惧されています。
*「平成15年住宅・土地統計調査」より国土交通省住宅局推計  昨年6月に施行された住生活基本法では、良質な住宅ストックの形成を目指しており、基本計画の中で平成27年までに新耐震基準を有する住宅ストックの比率を、現状の75%から90%に引き上げる事が目標として掲 げられ、改修作業は急務とされています。
●耐震+制震リフォームの流れ  設置にはまず耐震診断を行い、その結果、上部構造評点が1.0*2未満の場合は耐震補強設計および耐震補強工事を経て設置されます(1.0以上の場合は補強なしでMGEO-Rを設置します)。この「耐震診断」→「 耐震補強設計」→「耐震補強工事」→「制震装置設置工事」の一連の流れをシステム化しています。MGEO-Rを用いた耐震補強は「診断+耐震化+制震性能の付加」を実現し、地震、風等による揺れを軽減、繰り返しの 振動に対しても安定した性能を発揮します。
●「MGEO-R」の制震装置  新仕様のMGEO-Rの制震装置は、幅58.5cm、高さ150cm、重量約38.5kgと、従来の製品より約10kgの軽量化が図られています。制震壁を構成する各部材は現場にて組立及び接合することで、クレーンなど の重機を使用せずに設置でき、狭小の建築現場への搬入を容易にします。また、既存木造住宅の様々な土台-梁の間の高さ寸法に対応するため、一部の木材を現場加工することで、制震壁の設置場所に合わせた高さ 調整を可能としています。
 制震装置には、住友ゴムグループのSRIハイブリッド社が開発した「高減衰ゴム」を使用しています。地震による建物の変位が、変位拡大機構(複合テコ原理を用いたミサワオリジナル機構)により増幅され、高減衰ゴム を大きく変形させることで、住宅の揺れを効率よく抑えます。
 高減衰ゴムに加わった「変形」が「熱」に変換され、空気中に発散されることで、振動エネルギーを吸収、建物の振動を減衰することで、地震時の構造体への損傷も発生しにくくなります。
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