ID : 2898
公開日 : 2007年 2月28日
タイトル
節目の年に発展誓う 陸前高田市森林組合 創立40周年で記念式典
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2314
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元urltop:
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写真:
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陸前高田市森林組合(佐々木英一組合長、組合員千六百九十四人)の創立四十周年記念式典は二十七日、同市ふれあいセンターで行われ、関係者たちが記念すべき節目の年を祝い合い、組合のさらなる発展
を誓い合った。
式典には、組合関係者と来賓合わせて約百五十人が出席。物故者への黙とうに続き、佐々木組合長が昭和四十二年の創立からの歩みを振り返り、「外材の攻勢により長く意気消沈させられてきたが、ようやく国産材回帰
の動きが見えてきた。本日を機にさらなる発展を期し、足腰の強い組合経営に一丸となって努力したい」と式辞を述べた。
組合経営に長年尽力した役員七人、職員十一人を表彰。来賓の中里長門市長、小松眞市議会議長、廣田淳大船渡地方振興局長、伊東千賀雄県森林組合連合会長の四人が、「木材資源の効率的な循環と利用を重視した
間伐の実施など、組合の果たす役割は以前にも増して重要。ますますの発展を祈念したい」などと祝辞を贈った。
同組合は昭和四十二年、市内四町の組合が合併して誕生。素材生産を中心に事業を展開しており、近年では気仙川流域一体となった循環型木材加工システム構築にも取り組んでいる。
国産材の需要低迷などで厳しい経営を迫られてきたが、平成十四年から経営改善五カ年計画に取り組み、節目の年にあたる今年度で繰越欠損金を解消した。
同日は岩手大学農学部の岡田秀二教授による「改めて地域と地域林業の振興を考える」と題した記念講演も行われ、出席者たちは主体性を持った組合運営への意識を新たにした。
受賞者は次の通り。
▽役員(十年以上勤続)=故・吉田恒吉、故・菅野勇喜、故・星晃儀、故・佐々木幾久治、菅野三男、菅野鐵郎、佐々木栄
▽職員(二十年以上勤続)=藤村忠敬、伊藤久一、佐々木敏、小林寛市、千葉貞志、村上一義、小野寺孝、村上誠治、村上フジ子、E木澤光毅、熊谷一市
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