1. HOME
  2. 木の情報発信基地
  3. 7.木材林業
  4. 忘れられた修羅TOP
  5. 桶材
忘れられた修羅logo

桶材

 柄(おけ)材についてふれてみょう。
現在、桶類はポリ製品が全盛だが、昭和10年ごろまでは 木が主体であり桶材の生産がさかんであった。
 素性のよい杉を倒して皮をはぎ、よく乾くまで そのまま置く。
乾燥後、板身または呉取(くれどり) り職人という専門の職人が約一尺八寸(約 55 センチ)に小切り、図のように大鉈で大割りする。
さらに柾目になるよう中割りし、次いで 幅2-3寸(約6-9センチ)に小割り、 厚み5-6分(約1.5センチ)に仕上げる。
仕上がった板身は図のように竹の輪に詰め込む。
これを丸(まる)という。
丸のでき上がりで職人の仕事は終わる。
 丸の運搬については、車道のあるところまでは担いで運び出し、馬車や牛車に載せた。
車道のないところでは筏場(いかだば)まで担ぎ出し、筏や小舟に積む。
桶材生産地ではそれを積んだ筏などが川下りする風景がよく見られたものである。
木の情報発信基地を提供する中川木材産業のオリジナル商品です。製造はすべて日本製です。詳しくはクリックで。
中古足場板 中古足場板ランダムセット 中古巾木 キャンバー 車止めロープ付き

▲目次に戻る

創業1911年 
会社概要  
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
お問い合わせ  著作権・サイト関係  サイトマップ  迷子になった場合  V9.0
©1996-2024 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.