読み | 万葉よみ:橘(たちばな) 現代よみ:蜜柑(みかん)類 |
ふりがな |
たちばなの にほへるかかも ほととぎす なくよのあめに うつろひぬらむ 大伴家持 |
意味 | 橘の花の咲きにおう香は、ほととぎすの鳴く夜の雨に、消え去ったことだろうか |
万葉集には69首の歌が詠まれている | |
樹木解説 |
植物分類上は橘という種もあるが、小蜜柑(こみかん)、柑子(こうじ)蜜柑なども含めた小形のミカン類と解されている。 初夏に咲く花は、花橘(はなたちばな)ともいう。 |
関連 | 木偏百樹 たちばな |
出展 | 巻17-3916 |