読み |
万葉よみ:河楊(かはやなぎ) 現代よみ:猫柳(ねこやなぎ)
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ふりがな |
やまのまに ゆきはふりつつしかすがに
このかはやぎは もえにけるかも
読人しらず |
意味 |
山あいに雪は降り続いている。けれども、この河楊はもう芽をふいている |
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万葉集には4首のかはやなぎの歌が詠まれている |
樹木解説 |
河楊(川柳)は水辺に生える柳の意で「かわやぎ」ともいわれた。今日の猫柳のことで、枝は上を向き、春先に銀色の花穂を現わす。
歌は「柳を詠む」と題された八首の内の一つ。
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関連 |
木偏百樹 22.かわやなぎ |
出展 |
巻10-1848 |