読み | 万葉よみ:萩(はぎ) 現代よみ:山萩(やまはぎ) |
ふりがな |
たかまどの のべのあきはぎ いたづらに さきかちるらむ みるひとなしに 笠金村歌集 |
意味 | 志貴親王(しきのみこ)の薨(かむあが)りましし時」に読まれたもので、「高円の野辺の秋萩は、むなしく咲いては散っているのだろうか。見る人(御覧になる皇子)もいないのに |
万葉集には142首の歌が詠まれていて、一番多い。 | |
樹木解説 | 萩は秋の七草の一つで、万葉歌にも数多く詠まれている。萩の名は現在、ハギ類の総称名とすることが多いが、古くは萩といえば山萩をさした。 |
関連 | 世界の木材 0025.ヤマハギ |
出展 | 巻2-231 |