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花は根に帰る鳥は古巣に帰る
はな はねに かえる とりは ふるすに かえる
咲いた花は根に散って木のこやしになり、鳥は空を飛んでいても終りには巣に帰る
。
すべての物は元に必ず帰る、ということのたとえ。
さまざまな経過をたどっても、も
のごとはすべておおもとに戻っていくということ。「花は根に戻り、鳥は古い巣に戻る」という意味です。つまり、人や物事は本来の出自や本質に戻る傾向があるという教訓を表しています。何かが一度離れていっても、最終的には元の場所や状態に戻るということを指し示しています。
利用例
・子供たちは成長して自立したが、やがて親元に戻ることが多い。このような現象が「花は根に帰る鳥は古巣に帰る」の例となっている。