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大木の下に小木育つ
たいぼくの したに しょうぼく そだつ
弱いものは強いものにたよって生存すること。
強い者の庇護を受けてこそ弱い者は生きられる。
また、弱い者は自然と強い者を頼ってその下に集まる。
別の意味で権勢のある物の回りに集まっている者は、その庇護を受け、大人物にはならない。
庇護や恩恵の下ではりっぱな人物は育ちにくく、また、すぐれた人物も集まりにくいというたとえ。
などの3つの意味がある
大きな木の下は太陽日もささず、栄養を吸いとられては、小さな木も育たないことから。
類語として、大木の下に小木育つ、大木の下の小木、寄らば大樹の蔭。