敵をこわがるあまり、山野の草木がすべて敵兵に見える。 のちに転じて、敵を恐れるあまり、関係ないものを錯覚したり、つまらぬものにびくびくしたりすることをたとえていう。出典は『晋書しんじょ』符堅載記(ふけんさいき) また、軍隊の勢いが盛んなさまにもいう。利用例 ・草木皆兵のありさま 類語として類語疑心暗鬼、風声鶴唳(ふうせいかくれい)