中国の諺から派生した日本のことわざで、「一枚の葉っぱが視界を妨げていると、泰山(たいざん:中国の有名な山)が見えなくなる」という意味です。このことわざは、些細なことが大きなものを見失わせることを戒めるために使われます。目の前にある大きな山も、一枚の木の葉が、目にかぶさると、見えなくなることから、一点の私心におおわれて大きな道理を見失うこと。
例文として
- 「小さな問題に囚われていると、一葉目を蔽えば泰山を見ずで本質を見落としてしまうことがある。」
- 「些細な誤解や不満が積み重なり、一葉目を蔽えば泰山を見ずで友情が崩れてしまった。」
- 「仕事で小さなトラブルに気を取られていると、一葉目を蔽えば泰山を見ずで全体の進捗が見えなくなることがある。」