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桂林の一枝、崑山の片玉
けいりんの いっし 、 こんざんの へんぎょく
崑崙山は名玉の産地である。
試験に合格してやっと桂林や崑崙山の玉のような高位高官の末席を得たにすぎないというという謙遜のことば。
日本では上級公務員試験に合格したところだろう。
少しばかりの出世のたとえ。
人格高潔なことを意味することもある。
例文としては、
・「桂林の一枝、崑山の片玉」なんて言っているが、実際には、彼は大出世を果たしたのだ
・桂林の一枝、崑山の片玉」と謙遜することは、あなたの謙虚さを示すことになる。
桂とは日本のカツラではなく、クスノキ科の肉桂(ニツケイなどをさす。