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青柿が熟柿
あおがき が じゅくし
熟した柿が落ちてつぶれたのを隣りの青柿が「いたわしいことだ」と弔い、同情すること、いずれ同じ運命をたどることになる。また、弔う方も弔われる方も大差はない。大した差のないものが他のものをあれこれいうたとえ。
青柿もいつか、同じ運命にあることを忘れていることから、はなはだしい差異のない者が、少しばかりの優劣をもとに、あれこれ言うことのたとえ。
現在では異なるものが互いに補完し合って成り立ち、お互いに育んでいくさまを表現、特に、対立や競争ではなく、協力や共生の概念を指す、の意味で使うもともでてきていますが、これは本来の使い方ではありません。
類のことわざとして目糞が鼻糞を笑う。
昨日は人の上、今日は我が上。
人の事は我が事。
五十歩にして百歩をわらう。
猿の尻笑い。
等がある。
The potc alls the kettle black.(鍋が釜を黒ちゃんと呼ぶ)