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柯を伐り柯を伐り其の則遠からず
かを きり かをきり そののり とおからず
斧の柄をつくるには、その手本を他に求める必要はない。
いま木を伐るのに使ったその柄を手本にすればよい。
人も道を遠くに求めなくても、近いところにあるということ。
柯は、斧の柄。
例文として
・このプロジェクトは、柯を伐り柯を伐り其の則遠からずのように、自分たちの手元にあるものを活用して、最善を尽くす必要がある。
・彼女は、柯を伐り柯を伐り其の則遠からずのように、自分の手元にあるものを活用して、自分の目標を達成した。
類語として、印鑑(いんかん)遠からず。