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枝葉末節
しようまっせつ
主要でない部分。つまらない細かな部分。些細ささいな部分、本質から
はずれた些末さまつなこと。
・「枝葉」は枝と葉で、幹が主要なもののたとえであるのに対して、主要
でない部分のたとえ。「末節」は木の末のほうの節ふしの意で、主要でな
い些末な部分のたとえ。
●表現としては、「枝葉末節にこだわる」など。
●用例としては、自分は赤と青の鉛筆で、あれが書いた神話と歴史のう
ち本筋と枝葉末節とを区分けしてみたが、考えてみればそのようなこと
はあれになにひとつ反省させはすまい。<大江健三郎
・同時代ゲーム>
●同じ意味の言葉としては、枝葉末端(しようまったん)などがある。